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第11章 やっぱり波乱。


A「えっと・・・やっぱ、別れるのはムリ・・・」


N「話聞いてた?!」


A「・・・お前なぁ、今みたいな盛大な愛の告白聞いて別れられる訳ないだろ!!」


真っ赤な顔で頭を小突かれて、ハッと我に返る。
確かに・・・恥ずかしい事叫んだ気がするぞ・・・。


A「俺は別れない。嵐だって終わらせない。
手はあるハズだよ、諦めるのはやめよう?」


俺の手を相葉さんの大きな手で包まれると、本当に何とかなるような、心強い気持ちになる。
こんな温かくて優しい手を手放すなんて、やっぱり出来ない・・・


N「本当に・・・大丈夫かな?」


O「大丈夫だよ。」


N「っ!!」


忘れてた・・・居たんだ大野さん・・・
さっきの話聞いてたよね・・・?


O「・・・気まずそうにすんなよ!俺が1番気まずいっての!」


A「だよね〜、ゴメンねおーちゃん。」


うひゃひゃ、と笑う相葉さんの腕を叩くと、ほらイチャイチャすんなと大野さんに呆れられた。


・・・イチャイチャしてるわけじゃないのにっ。


O「たぶん、もうアイツはニノに近付いて来ないよ。」


AN「「え?!」」


O「今頃翔ちゃんに泣かされてんだろなぁ。」


ウソ・・・


N「それ、翔さん大丈夫なの・・・?」


業界に顔の広い翔さんとは言え、アイツを黙らせる事なんかできるんだろうか・・・


A「翔ちゃん喧嘩?!だから松潤助っ人に行ったの?!」


N「相葉さんは黙ってなさい。」


A「何で?!」


O「アイツじゃ翔くんに勝てないよ。」


・・・翔さん怖ぇ。


A「ま、とにかく解決するって事でしょ?
良かったねにの!」


ニッコリ笑う相葉さん。
なんかそんな簡単なもんじゃない気がするんだけど・・・
この人が笑ってれば何事も大丈夫な気になってくる。


A「にのちゃんの貞操も守られてたし!」


N「おかしな言い方すんじゃねーよ!」


O「さっさとヤっちまえよもう。」


N「大野さん?!」


A「くふふふ♡俺以外の男は触っちゃダメなんだもんね♡もー可愛い!にのちゃん!」


N「・・・っ!!」


O「俺もダメなのか〜」


A「ダメだよおーちゃん!松潤も翔ちゃんもダメー!!」

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