スイッチ
第11章 やっぱり波乱。
調子に乗って騒ぐ相葉さんに、少し意地悪心が働いてしまった。
N「翔さんとはギュってしたし、チューもしたけどね!」
ベーっと舌を出して、からかうつもりが・・・
相葉さんが大野さんとじゃれあったまま固まっている。
N「・・・・・・相葉さん?」
A「翔ちゃんとチュー?!いつ?!」
N「はぁ?!」
ついこないだの話じゃん!
俺が酔っ払って翔さんに・・・
え・・・・・・
まさか・・・・
N「そこまでは見てなかったの・・・?」
A「見てないよ!え?!チューしてたの?!」
O「ニノ、ばか・・・。」
その時、翔さんと潤くんが楽屋へ戻ってきた。
なんていう間の悪さだよ翔さん!
A「もう!!何て事してくれたのーーーーーーーっ!!」
S「えぇぇーーー?!」
翔さんに飛びかかかる相葉さんに俺もしがみ付いて、もうメチャクチャだ。
大野さんが笑って見てて、潤くんが呆れて見てる。
日常が戻ってきたんだ。
大笑いしながら涙を流す俺に、みんな気付かないフリをしてくれるもんだから余計に胸がいっぱいになる。
相葉さんだけ、こっそり耳元で大丈夫だよ、と囁いてくれた。