神々の性
第2章 神様の栄養
『...しかたあるまい...それが養分なのじゃ.....』
「だからって...あたしこの前中学を卒業して高校生になったばっかりなのに.....」
早すぎるよお...まだ16にもなってないのに...
ナナはまだ〜♪じゅぅろく~だ...ッなってない!!!!!
『心配することはない。ナナはまだ成熟はしていないが、見事な胸を持っている。それを存分に活かせ』
「...活かせって.....」
『その様子では 心に決めた殿方はまだおらぬのであろう?』
心に決めた人.......
いないよ...だって初恋もまだだもん
『...なんと。現代の娘は遅れておるのか、我が十四のときにはすでに 身を捧げておったぞ』
「十四のとき?!!!」
は、、、はやすぎる.........
なんと早熟な.....
『で あるからして、そなたも早う見つけてたもう。我が養分を取れぬのじゃ』
「そんなこと言ったってぇ〜…見つけたくても見つからないよ…」
『...まぁ少しの間ならばもつが、あまり長くは時間が足りぬぞ。もっても...あとひと月くらいかのぅ??』
「ひと月...ひと月って.....1ヶ月!?待って1ヶ月しかもたないの?!」
たった1ヶ月で相手なんて探せないよ...
えぇ.....でも...
もし見つからなかったらサンちゃんは...
天界に帰っちゃうのかな...?
そんなのやだ...!!!
「...わかった!!!!!あたし好きな人見つける!」
『...すまぬ、我がもう少しはやく言っておれば...』
「サンちゃんにせっかく宿ってもらえたのに、ご飯食べれなくてバイバイとか 悲しいから...だから頑張って殿方みつける!一緒に頑張ってねサンちゃん!」