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神々の性

第2章 神様の栄養











と、あれだけ頑張ると言っておきながら













「...み.......みつからん.....」





学校の自分の机に突っ伏していた










学校生活にも慣れ始めてきた

しかしながらもともと男友達をつくるような性格ではないし




あたしはどっちかというと友達は親しい子だけでいいタイプ

だから 男友達との繋がりがあるような女の子と仲がいいとかでもなかった












「どしたらいいんよお.....」












『...ナナ?』









目は閉じていないが、サンちゃんが話しかけてきた







「ん?...なに?」






『ナナの隣の家の殿方はよく来るではないか。あの方では物足りぬのか?』








「ん〜...物足りぬってゆうか...あの人は幼なじみだから、好きとかではないの」















ウチの隣には生まれたときからの幼なじみ

葛木 大葵(くずき だいき)が住んでる




ほんとにちっちゃい時からずっと仲良しで

今でも高校も同じで 家にも毎日来る















さすがに兄弟みたく一緒に育った幼なじみを好きにはね.....









『彼のほうは、ナナのことを好いているぞ』






「.......すいている?」







『幼なじみとしてではなくナナのことを1人の女としてみている とゆうことじゃ』







それはつまり……

















ぇ.....そうゆうことなの...?



だいちゃんが?あたしを...?









『...しかも最近、とゆうわけではない。恐らく幼い頃からじゃの』







「...し、知らなかった……」






ほんとに全然まーったくそんなこと思ってもみなかった


だってだって小さい頃から

一緒に遊んで 一緒に怒られたりして 一緒に...










お風呂まで入ってた仲なのに……





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