寺院~気象系中・短編集~
第1章 スーパーハウスキーパー松本【バンビズ】
潤「ちょ、翔さん泣かないでください...」
気付くと泣いていた。
居なくなることを考えていたら自然と泣いていたのだろう。
翔「ごめ、ちょコンビニ行ってくるわ...」
この場に、松本くんと2人っきりになるのが辛くて逃げ出したくてリビングを出て玄関に向った。
潤「え!ちょ翔さん待っ、」
松本くんが何か言っていたが無視して玄関のドアに手をかけたとき、逆の腕を掴まれた。
翔「っ!は、離して!」
潤「いやです!だって...!」
翔「い、いい!聞きたくない!」
潤「僕も好きなんです!初めて会った時から!」
翔「...え?」
松本くんが放った言葉は意外なものだった。
俺は腕を掴まれたまま動けなかった。
“好き”って俺ら両思いじゃね?
...でも、loveじゃなくてlikeかもしれないってか絶対likeだよ!
そんなことを思いながら振り払おうと松本くんの方を振り返ると抱きしめられた。
潤「翔さん、俺本気ですlikeじゃなくてloveです」
翔「な、んで...心の中わかんの......」
潤「好きですから分かります」
翔「ふっ...うっ」
嬉しかった。ただただ嬉しかった。
同じ気持ちだった。
こんな事なら何故早く言い出さなかったのだろう。
松本くんの腕の中泣きながらそんなことを思っていた。
気付くと泣いていた。
居なくなることを考えていたら自然と泣いていたのだろう。
翔「ごめ、ちょコンビニ行ってくるわ...」
この場に、松本くんと2人っきりになるのが辛くて逃げ出したくてリビングを出て玄関に向った。
潤「え!ちょ翔さん待っ、」
松本くんが何か言っていたが無視して玄関のドアに手をかけたとき、逆の腕を掴まれた。
翔「っ!は、離して!」
潤「いやです!だって...!」
翔「い、いい!聞きたくない!」
潤「僕も好きなんです!初めて会った時から!」
翔「...え?」
松本くんが放った言葉は意外なものだった。
俺は腕を掴まれたまま動けなかった。
“好き”って俺ら両思いじゃね?
...でも、loveじゃなくてlikeかもしれないってか絶対likeだよ!
そんなことを思いながら振り払おうと松本くんの方を振り返ると抱きしめられた。
潤「翔さん、俺本気ですlikeじゃなくてloveです」
翔「な、んで...心の中わかんの......」
潤「好きですから分かります」
翔「ふっ...うっ」
嬉しかった。ただただ嬉しかった。
同じ気持ちだった。
こんな事なら何故早く言い出さなかったのだろう。
松本くんの腕の中泣きながらそんなことを思っていた。