TRAP
第1章 Next stage
((千晃side))
ここに来て改めて感じたこと
a-classはすごい
休憩時間は会社とは思えないほどにぎやかなのに
いざ仕事となると,誰も私語一つ口にしない
目の前の壁に全力でぶつかる
企画チームは,仕事か休憩かわからないほどの空気がいつも漂っていた
でもここは違う
私が求めていた場所
決して楽なわけではないし大変な仕事だけど
それが何より楽しい
日「なんか千晃,いきいきしてるね」
千「なんか,仕事が楽しくて(笑)」
秀「わかる,もっとやりたくなるよね」
千「うん!そわそわする!」
浦「いいね,その感じ。じゃあ,そろそろ始めるよ」
その一言で雰囲気が一気に変わる
((ああ,いいなあ))
日「一通り決まったね,あとは視察を経てからの微調整,最終的にプレゼン…か」
浦「今回のプレゼンは全員で行けないかもしれない」
西「それって…何人?」
浦「おそらく2人~4人になるだろう」
日「3人抜けるとなると厳しいかもしれないな」
浦「與はいないと話にならないし,プレゼンで使用する機材は日高がいないとだめ。秀太は向こうでの細かい処理や計算があるだろうからいたほうがいい。」
プレゼンは容易なものではない
特に海外企業はこちらのことをよく知らない場合もあるため,よりわかりやすく丁寧に,簡潔に説明することが必要だ
そのことは企画にいた頃に経験済み
與「いつもはにっしー連れてくやん,今回はいらんの?」
日「西島の愛想で通用する相手じゃないんだ。」
秀「俺は西島がいたほうがいいと思うけどな」
浦「なめられてる,って思われたら困るから今回はこっちにいてもらったほうが」
西「男4人で行くとこっち大変になりそう」
與「…千晃は??」
突然,私の名前を出されて焦る
千「ちょ…ちょっとまって…私は今日ここに来たばっかりで…」
日「でもこの案,千晃の提案から成り立ってるから具体的に説明するなら千晃いないとだめだよ」
千「でも…」
浦「與と日高と秀太がいれば大丈夫だな。千晃も勉強になると思うし,それでいこう。」
かなり不安を覚えたが,それでもどんどん話し合いは進んでいってしまった
ここに来て改めて感じたこと
a-classはすごい
休憩時間は会社とは思えないほどにぎやかなのに
いざ仕事となると,誰も私語一つ口にしない
目の前の壁に全力でぶつかる
企画チームは,仕事か休憩かわからないほどの空気がいつも漂っていた
でもここは違う
私が求めていた場所
決して楽なわけではないし大変な仕事だけど
それが何より楽しい
日「なんか千晃,いきいきしてるね」
千「なんか,仕事が楽しくて(笑)」
秀「わかる,もっとやりたくなるよね」
千「うん!そわそわする!」
浦「いいね,その感じ。じゃあ,そろそろ始めるよ」
その一言で雰囲気が一気に変わる
((ああ,いいなあ))
日「一通り決まったね,あとは視察を経てからの微調整,最終的にプレゼン…か」
浦「今回のプレゼンは全員で行けないかもしれない」
西「それって…何人?」
浦「おそらく2人~4人になるだろう」
日「3人抜けるとなると厳しいかもしれないな」
浦「與はいないと話にならないし,プレゼンで使用する機材は日高がいないとだめ。秀太は向こうでの細かい処理や計算があるだろうからいたほうがいい。」
プレゼンは容易なものではない
特に海外企業はこちらのことをよく知らない場合もあるため,よりわかりやすく丁寧に,簡潔に説明することが必要だ
そのことは企画にいた頃に経験済み
與「いつもはにっしー連れてくやん,今回はいらんの?」
日「西島の愛想で通用する相手じゃないんだ。」
秀「俺は西島がいたほうがいいと思うけどな」
浦「なめられてる,って思われたら困るから今回はこっちにいてもらったほうが」
西「男4人で行くとこっち大変になりそう」
與「…千晃は??」
突然,私の名前を出されて焦る
千「ちょ…ちょっとまって…私は今日ここに来たばっかりで…」
日「でもこの案,千晃の提案から成り立ってるから具体的に説明するなら千晃いないとだめだよ」
千「でも…」
浦「與と日高と秀太がいれば大丈夫だな。千晃も勉強になると思うし,それでいこう。」
かなり不安を覚えたが,それでもどんどん話し合いは進んでいってしまった