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TRAP

第2章 Distance

((日高side))






話し合いを進めていると,社長が入ってきた






西「あ、社長!こんにちは」

宇「お疲れ様です」

社「仕事中に申し訳ない。企画は進んでるかな」

日「はい。第一段階の確認をとっていました」

社「そうか…。実は,今回から現地視察に行ってもらおうと思っている」

浦「視察…ですか」

社「ああ。プレゼンを現地でやることになったから,今回のプレゼンを担当する人に先に見に行ってほしいんだ。来週に2泊3日ほど。経費は会社で負担する。」

浦「わかりました。」








プレゼンを担当するのは俺,秀太,千晃,真司郎の4人







つまり,実彩子には3日ほど会えなくなるということだ







真司郎も同じことを考えていたようで







與「千晃より実彩子のほうが経験豊富でええんちゃう?ほら,俺らも視察はやったことあらへんし…」

西「俺もそう思う」







西島は千晃と一緒にいたいだけだろう








浦「でも千晃は企画チームで何度もプレゼンを経験してるからいたほうがいいと思う」

宇「千晃と一緒にいたいけど…,こっちに男だけ残しとくのも荒れそうだし(笑)」

秀「千晃は行ける?」

千「私でよければ…」







ということで,4人で視察に行くことになった

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