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ある晴れた冬の日に

第7章 ごめんね


知らなかった。
萌音が倒れた事なんて!


俺は階段を駆け下りて保健室へ向かった。

ーーーー


ん?なぜ鍵がかかってるんだ…。


コンコンッ

「蓮池、いるんだろ?開けてくれ」

ガラス窓から部屋の内部が見渡せた。
すると、奥のカーテンの中から現れたのは、萌音のクラスの橋本良だった。

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