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腐男子恋愛日常-parallel world-

第6章 ~初デート~

◇イントックス大阪・2号館◇

「やっと、中に入れた~」

「外は暑いけど、中は涼しいな♪」

僕と研磨君が、恋人になった日から2日後の今日。

2人にとって、初デートの日だ。

しかも、今日はBL同人誌即売会当日

現在、イントックス大阪の2号館に居る。

「僕、2号館で見たいサークルは3つだけなんだけど
研磨君は?」

「俺は、5つだぞ~」

確か、2号館には研磨君の好きな作品がある、サークルの比率が多い館だ。

でも、好きなCPのサークルは少ないみたい。

「ココからだと、僕が見たいサークルが近いかな」

「じゃあ、歩が見たいサークルから見ようぜ♪」

「うん、ありがとう」

早速、1つ目のサークルの場所へ向かう。

「すみません
この新刊2冊と既刊1冊下さい」


「1400円になりま~す」

僕は、売り子のお姉さんにお金を渡す。

「新刊2冊と既刊1冊、特典のポストカードです」

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