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腐男子恋愛日常-parallel world-

第6章 ~初デート~

「ううん、今年新規で今回初参加のサークルだよ」

絵が超好みで、新刊が発売される度に必ず買っている。

「ファンになっちゃったから、いろいろ話して仲良くなれたらな~♪」

「明日、そのサークルさんの同人誌貸してくれよ」

「うん、良いよ」

そうこう話してるうちに、そのサークルの前に着いた。

「あれ?」

「えっ?」

僕と研磨君は、そのサークルの売り子2人の顔を見て驚く。

「よう、歩と研磨!」

「2人共、おーっす!」

「勝平君」

「平次」

僕が新しくファンになった、サークルの売り子達の正体がまさかの勝平君と平次君だった。

「勝平君、平次君ってサークル活動してたの?」

昨日、僕の家では今日の同人誌即売会に参加するって事しか、2人から聞いてなかった。

「まさか、サークルとして参加だったとはな~」

「黙ってて悪かったな」

「歩と研磨を、驚かせたかったんだよね~(笑)」

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