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腐男子恋愛日常-parallel world-

第2章 ~リスタート~

真は、僕より1つ下の中学3年生の弟。

身長は、真の方が大きいからよく逆に見られる。

「で、どうしたの?」

「久しぶりに、兄さんと風呂に入りたいと思って」

僕と弟の兄弟仲は、超良好でたまに一緒に風呂にも入っている。

「うん、わかった」

真は、空手の道場に通っているせいか、たまに帰りが少し遅い。

まぁ、仮にガラの悪い奴らに絡まれても大会で何度も優勝するほど強いから、あまり心配はしていない。

「あとで、そのBL本貸してね」

「良いよ」

経緯は省くけど、真も僕と同じ腐男子。

その後、真と風呂に入った僕は読み終わったBL漫画を、真に貸して寝ることにした。

◇花音学園4階・1年D組◇

「飛鳥、歩
昨日のアニメ見た?」

「見たぞ~」

「ゴメン
昨日は、新刊のBL漫画読んでたから見てないや」

翌日、学校の教室でいつものように、総一朗と飛鳥とアニメの話題で盛り上がる。

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