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腐男子恋愛日常-parallel world-

第6章 ~初デート~

「2人は、今日を期に大阪で開かれる同人誌即売会に、サークルとして参加続けるの?」

「もちろんだぞ」

「初参加で、思ってた以上に早く完売したし
この勢いで頑張っていくよ」

それを聞き、歩はホッと安心する。

「良かった
僕、店舗販売開始した時からファンだったから」

「そうなんだ」

「歩、ありがとう」

勝平と平次とも、良い感じで馴染んできて普通に話せてる。

このまま、コイツらとずっと腐男子友達でいれたら良いな。

「にしても、今日で研磨への悪いイメージが完全に消えたよ」

「売り子の人の売上金を取り返したのを見て、改めて研磨の事を良い奴だと思ったんだ」

「勝平…平次…。」

どうやら、2人の中での俺の悪いイメージが、本当に消えたみたいで良かった。

-歩視点-

「研磨君
改めて、腐男子友達が増えて嬉しいでしょ?」

僕が聞くと、研磨君は少し照れ始める。

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