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腐男子恋愛日常-parallel world-

第7章 ~変化する日常~

「蛍と聡とは、学校と周辺とかで一緒に居れなくなるのは残念だ…。」

でも、2人がせっかく俺のためにと決めてくれた事だし、2人の気持ちを無駄に出来ない…。

「まあ、別にそれ以外の場所では今までどおりだし、それだけでも我慢するか」

あとは、家に帰ったら早速ピアスを外そう。

「ピアス類と煙草とライター、ヤンキーで使ってた私物は蛍と聡に引き取ってもらおうっと」

俺は、家に帰ってすぐに私物整理を始めた。

◇如月道場◇

-真視点-

「はぁ!」

「ふッ!」

僕は、如月道場で組手をしている。

「せいあ!」

「はッ!」

組手相手は、道場の師範の息子で小学5年生の如月俊樹(きさらぎとしき)君。

流石は、道場の師範の息子だ。

僕や一部の道場仲間達より、まだ弱いけど筋は中々良い方だ。

本気は出してないが、こうして僕の組手相手になれている。

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