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腐男子恋愛日常-parallel world-

第7章 ~変化する日常~

俊樹は、如月道場に通ってる小学生の中でも1番強い。

中学生相手にも、殆ど勝てている程だ。

「せいあッ!」

「くっ…!」

俺の後ろ回し蹴りを、腕でガードする俊樹。

「うわっ!」

しかし、ガードした衝撃でそのまま横に吹っ飛ぶ。

「参りました…。」

降参した俊樹に、僕は手を差し伸べた。

「俊樹、少しは強くなったね!」

「真さんが強すぎるんすよ」

僕の手を取って、俊樹は立ち上がる。

俊樹は、僕にとても懐いてくれていて可愛い奴だ。

そんな俊樹を、僕は本当の弟のように可愛がっていて、俊樹も僕の事を本当の兄のように慕ってくれている。

「真さん、もう一戦お願いします!」

構えを取る俊樹。

「良いよ、何度でも付き合う」

僕も、それに応えて構えた。

「はあ!」

「ふッ!」

僕の拳と、俊樹の拳がぶつかり合う。

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