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腐男子恋愛日常-parallel world-

第8章 ~新たな日常~

「僕からしたら、ヤンキー攻めの方がありえませんよ!」

真は、研磨君の貫手を避けて上段回し蹴りを繰り出す。

「良いか、男気があってSっ気があるヤンキーが萌えるんだよ!」

真の上段回し蹴りを避けた研磨君は、金的蹴りを食らわそうとする。

「ヤンキーはですね!」

金的蹴りを後ろに下がって回避、数歩踏み出して研磨君の顔面に向かって拳を突き出す。

「周囲から恐れられているけど、実は仲間思いで親切だったり、子供が好きというギャップがあるヤンキー受け、不器用なツンデレヤンキー受けが萌えるんですよ!」

「そうかい!」

だけど、研磨君は真の右手首を掴む。

「ヤンキーの攻め受けの論争では」

左手で掴んだまま、真の右手を下に引きつける。

「わかりあえそうにないな!」

腕が交差する形になり、身動きが取れない真の顔面に裏拳を叩き込もうとした。

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