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腐男子恋愛日常-parallel world-

第9章 ~運命の日~

「本編での出番が少ないせいか、俺が1番好きなキャラと相手のCPの同人誌がねえんだよ」

「そうなのか」

本編の活躍や登場数が少なく目立ってないと、同人誌の種類も少ないパターンがある。

「その手に持ってる同人誌は?」

研磨君が持ってる、数冊の同人誌について聞く。

「そのお気に入りのキャラのがないから、他の好きなキャラの同人誌を買うことにした」

「へぇ~」

「とりあえず、レジで会計済ませて来ようと思うんだが」

「ちょっと待って、あとショタの同人誌も見たい!」

僕は急いで、ショタの同人誌がある棚の前に向かう。

◇まんだらける梅田店2階◇

「あっ、白執事の新刊が中古であった」

僕が手にとった漫画は、ダークファンタジーの執事漫画。

一応、女性向けの漫画だがBLではない。

しかし、BLじゃない作品をBLに変換するのが、腐男子と腐女子の仕事。

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