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腐男子恋愛日常-parallel world-

第9章 ~運命の日~

天王寺のカラジャンに着き、数十分経って今で何回目かの番が回ってきて歌ってる最中。

「ずっと ずっとこうしていたい キミとふたりで~」

僕の番が終わり、研磨君の番が回ってきた。

◇道中◇

-真視点-

「そういえば、今日は真の大好きな兄ちゃんはどうしてんだ?」

カラジャン天王寺店に向かってる最中、道場仲間の1人が兄さんのことで聞いてきた。

「兄さんは、友達の人と梅田に行ってるよ」

今度、久しぶりに兄さんとカラオケにも行きたいな。

「日向、ちょっと不満そうだね(笑)」

2人目の道場仲間の言葉に、少しムッとする。

「別に、不満じゃないさ
兄さんが楽しく笑顔で過ごしてくれてたら、僕も嬉しいからね」

そう、兄さんが楽しく笑顔で過ごしてくれてたら、僕はそれだけで嬉しい。

……はずなのに最近、心の中で研磨さんや他の腐男子友達の人達に…。

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