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腐男子恋愛日常-parallel world-

第9章 ~運命の日~

特に、研磨さんに対する嫉妬の感情が時々強くなってくる…。

「流石は、ブラコンだな!(笑)」

3人目の道場仲間が、笑いながら言った。

「もう少しで着くよ」

◇カラジャン天王寺店2階・215号室◇

-研磨視点-

「俺は お前に 永遠の愛を誓う どんな時も ふたり一緒に~」

俺は歌い終わると、マイクをテーブルの上に置く。

「歩」

「ん~?」

「なんか、シたくなってきた」

そう言いながら、俺は歩の唇に自分の唇を重ねた。

「研磨君ったら~」

「一度、カラオケの部屋でエッチっていう、シチュエーションしてみたかったんだよ」

こういうシチュエーションって、なかなかする機会がないからな。

「わかったよ、仕方ないなぁ~」

文句を言いつつ、お願いを聞いてくれる歩。

◇カラジャン天王寺店2階◇

-真視点-

「良かったぁ~
好きな機種が空いてて」

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