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腐男子恋愛日常-parallel world-

第9章 ~運命の日~

「梅田で買い物終わったあとに、天王寺に戻った次いでにね」

なんで、僕と研磨君がカラジャンにいることを知ってるんだろう?

「空手の稽古帰りに、僕も友達らと一緒にカラジャン天王寺店に行ったんだ」

「そうなんだ」

あぁ、じゃあトイレかジュース入れる時に、部屋から出てる時に見かけたのかも。

「……。」

「真?」

真は、再び無言のまま僕のベッドの傍まで来る。

◇梶家2階・研磨の部屋◇

-研磨視点-

「ん?」

スマホの着信音が鳴り、画面を開くと勝平からだった。

「もしもし?」

『ゴメン、通話大丈夫?』

「大丈夫だぞ~」

ちょうど、読むモン全部読み終わって暇だったからな。

『良かった
実は、ちょっと頼みたい事があってさ』

「頼みたい事?」

『今、ちょっと家族と天王寺の方へ外食終わって、30分だけ自由時間なんだ
それで、今から少しだけ会えない?』

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