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腐男子恋愛日常-parallel world-

第4章 ~深まる友情と芽生える恋心~

「俺が、お前達の下らない指図でそこまでする必要も、権利も理由もない」

「んだとッ!?」

「飛鳥、落ち着けよ」

俺の言葉に、再びキレる鈴村だが綺羅に宥められ、落ち着きを取り戻す。

「「「「「土下座、土下座、どーげーざ!!」」」」」

「「「「「誓え、誓え、ちーかーえ!!」」」」」

「ほら、早く土下座して誓いなよ」

「二度と、歩には近付かないってよ」

クラス中から、土下座コールと誓えコールが起きた。

「無理、不可能、却下、お断りだ」

「力ずくでさせるしかないか」

「賛成」

綺羅と鈴村は、ファイティングポーズを取る。

「お前ら如きに、ジークンドー使いの俺に勝てるわけないだろ」

「「……クハハハハハ」」

すると突然、綺羅と鈴村が笑い出す。

「何が可笑しいんだよ」

コイツら、何急に笑い出してんだ?

「俺と総一郎が、お前に勝てない?」

「それぐらいわかってるよ」

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