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腐男子恋愛日常-parallel world-

第4章 ~深まる友情と芽生える恋心~

「それにさ」

「今のこの状態になってるのは、綺羅と鈴村のせいだぞ」

何人かのクラスメート達が、綺羅と鈴村に言った。

「何言って…!」

「だってそうだろ?
事の発端は、お前らが梶に日向の事を問い詰めたのが始まりじゃん」

「僕達も、日向君が保健室行きになった理由が、梶君の事だって確かに気付いてたよ」

「一緒になって、梶に強要した俺達も悪いけどさ
お前達が梶に問い詰めなければ、俺達もそれに便乗する事はなかった」

他のクラスメート達は、自分達も悪い事を認めつつも責任を、綺羅と鈴村に押し付け始めた。

「おい、お前達も同罪だぞ!」

「便乗した時点で、きみ達も共犯者なんだよ!」

他のクラスメート達と揉め始める、綺羅と鈴村。

「そもそも、お前のせいでこんな事に!」

鈴村が、俺の方へ近付く。

「きみが、歩と連まなければこんな事には!」

綺羅も、俺の方へ近付いて来る。

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