腐男子恋愛日常-parallel world-
第4章 ~深まる友情と芽生える恋心~
「歩、俺を庇ったせいで本当にゴメン…。」
「だーかーら、もう気にしないでって言ってるでしょ」
謝罪の言葉は、保健室で何度も聞いたっつうのに。
「研磨君は不良だけど、完全に悪い人じゃないし…。」
それに、友達が陰口を言われたり悪く見られるのは嫌だ。
せっかく、研磨君と腐男子友達になれて仲良くなったのに…。
皆に陥れられて停学送り、もしくは退学にされるのも絶対に嫌だ。
だから、今回の作戦を立てた。
「やっぱり、俺なんかとダチ辞めた方が歩のためなんじゃ…。」
「研磨君!」
「いでッ」
また弱音を吐く研磨君の額に、僕はデコピンをした。
「研磨君、本当に怒るよ?
僕のためになって何?
僕のためって勝手に決めないで」
「歩…。」
「僕は、きみと一緒に居たいから一緒に居るんだ
誰が何と言おうと、研磨君と友達を辞める気はない」
自分の友達は、自分で決める。
「だーかーら、もう気にしないでって言ってるでしょ」
謝罪の言葉は、保健室で何度も聞いたっつうのに。
「研磨君は不良だけど、完全に悪い人じゃないし…。」
それに、友達が陰口を言われたり悪く見られるのは嫌だ。
せっかく、研磨君と腐男子友達になれて仲良くなったのに…。
皆に陥れられて停学送り、もしくは退学にされるのも絶対に嫌だ。
だから、今回の作戦を立てた。
「やっぱり、俺なんかとダチ辞めた方が歩のためなんじゃ…。」
「研磨君!」
「いでッ」
また弱音を吐く研磨君の額に、僕はデコピンをした。
「研磨君、本当に怒るよ?
僕のためになって何?
僕のためって勝手に決めないで」
「歩…。」
「僕は、きみと一緒に居たいから一緒に居るんだ
誰が何と言おうと、研磨君と友達を辞める気はない」
自分の友達は、自分で決める。