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腐男子恋愛日常-parallel world-

第4章 ~深まる友情と芽生える恋心~

友達を辞める時も自分で決める。

他の人の指図で決めたくない。

「研磨君は、僕と友達辞めたいの?」

「辞めたくねえに決まってるだろ!?
けどよ、実際に俺と関わってなければ、歩が怪我することなかったじゃん…。」

「確かに、きみと関わってなかったら、こんな怪我をすることはなかった」

それは、事実かもしれない。

「でも、実際の理由は僕が自分の意志で、勝手に様子を見に行った
自分の意志で、勝手に研磨君を庇って怪我をした」

それも紛れもない事実。

「つまりは、僕の事故責任であって研磨君のせいじゃない
僕の自業自得なんだよ」

「歩…。」

「だからもう、自分を責めないでよ
次に弱音を吐いたら、研磨君の好みのCPの逆CP本を音読するからね」

「わかった…。」

よし、この話はこれで終わり!

「さてと、帰りは天王寺のブックオフでBL本でも、立ち読みに寄ろうかな」

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