
カラダからはじまった愛は
第2章 はじまりは
約束の日の前日、
瑠衣は夫に連れられて飲みにでかけていた。
従業員との親睦を深めるためだ、
と夫は時々従業員を連れて飲み歩いていた。
その日瑠衣は翌日への期待と不安で心ここにあらず、という感じだった。
夫の目を盗んでは、白井にメールしていた。
「明日 14時 ラウンドワンの駐車場で」
明日…
明日 会えるの
胸のときめきと 自分がこんなにも白井さんに会えることを楽しみしていることが
…夫を裏切る罪悪感を隠していった。
居酒屋を出た後、夫はいつものように
あと2.3軒寄って帰るから、とタクシーに乗り込んだ。
時間はまだ 9時前だった。
瑠衣は思わず白井にメールしていた。
「 今 どこ? 」
瑠衣は夫に連れられて飲みにでかけていた。
従業員との親睦を深めるためだ、
と夫は時々従業員を連れて飲み歩いていた。
その日瑠衣は翌日への期待と不安で心ここにあらず、という感じだった。
夫の目を盗んでは、白井にメールしていた。
「明日 14時 ラウンドワンの駐車場で」
明日…
明日 会えるの
胸のときめきと 自分がこんなにも白井さんに会えることを楽しみしていることが
…夫を裏切る罪悪感を隠していった。
居酒屋を出た後、夫はいつものように
あと2.3軒寄って帰るから、とタクシーに乗り込んだ。
時間はまだ 9時前だった。
瑠衣は思わず白井にメールしていた。
「 今 どこ? 」
