知らない世界
第11章 かずの心の準備
当日の朝。
「さぁ、出掛けるか・・・あっ、そうだ」
修学旅行中、持っていってはいけなと言われている携帯を手に取った。
「・・・やっぱいくらなんでも早いよな。
LINEだけしておこうかな」
やっぱりどこかで見ていたかのように、携帯がなった。
『もしもし、翔さん?おはよう』
『おはよう』
すげぇ眠そうな声。
でもそれがちょっとドキドキする。
『どうしたの、こんなに早く』
『来週まで会えないから、声を聞いておこうと思ってさ』
『帰ってきたら組にお土産持っていくよ』
『そうだな。まぁ、気を付けて行ってこいよ』
『うん、ありがとう。いってきます』
『俺のお土産、待ってるからな』
『えっ、あぁ・・・うん』
電話をきり、机の中に入れようとすると、また電話がなった。
「これ誰だっけ?」
無視するのも何なんで、出てみた。
『もしもし?』
『もしもし、忙しいところすまん。大野だけど』
『あぁ、おはようございます』
昨日お小遣いをくれた、かずの組の人。
『別に体したようじゃないんだけど、気を付けて行ってこいよ・・・それだけ、じゃあ』
何度か会ってたけど、この人大野さんって言うんだ。
今知ったよ・・・ハハハッ!
「さぁ、出掛けるか・・・あっ、そうだ」
修学旅行中、持っていってはいけなと言われている携帯を手に取った。
「・・・やっぱいくらなんでも早いよな。
LINEだけしておこうかな」
やっぱりどこかで見ていたかのように、携帯がなった。
『もしもし、翔さん?おはよう』
『おはよう』
すげぇ眠そうな声。
でもそれがちょっとドキドキする。
『どうしたの、こんなに早く』
『来週まで会えないから、声を聞いておこうと思ってさ』
『帰ってきたら組にお土産持っていくよ』
『そうだな。まぁ、気を付けて行ってこいよ』
『うん、ありがとう。いってきます』
『俺のお土産、待ってるからな』
『えっ、あぁ・・・うん』
電話をきり、机の中に入れようとすると、また電話がなった。
「これ誰だっけ?」
無視するのも何なんで、出てみた。
『もしもし?』
『もしもし、忙しいところすまん。大野だけど』
『あぁ、おはようございます』
昨日お小遣いをくれた、かずの組の人。
『別に体したようじゃないんだけど、気を付けて行ってこいよ・・・それだけ、じゃあ』
何度か会ってたけど、この人大野さんって言うんだ。
今知ったよ・・・ハハハッ!