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知らない世界

第12章 ついに告白

「正直言うわ・・・今俺、パニック状態」

「だよね・・・
お前に初めて会ったときにドキッとしたんだ。
そして同じ学校、同じクラスになって、色々あったけど今はこうして仲良くしてもらってる。
仲良くなっていけばいくほど、どんどんお前に引かれていったんだ」

「嫌われるよりは嬉しいけど、俺はどうしてよいのやら・・・」

「お前も今まで彼女とかいただろうけど、男にこんなこと言われても困るよな」

「彼女いない歴17年」


前にもこのセリフ言ったよな。


「えっ!?マジで?
お前みたいにカッコイイのに、みんな見る目がないんだな」


それも前に言われたなぁ。


「お前、雅紀に“お前には勝てない”なんて言ってたけど、やっと意味がわかったよ」

「だってお前逹、いつも一緒にいるし、途中から仲良くなった俺には勝ち目ないと思ったからさ」

「勝ち目も何も、俺達はそう言う仲じゃないから」

「じゃあどうしてお前みたいにカッコイイ男が、彼女いないんだよ」

「俺だってわかんないよ、モテない理由なんて。
俺もちょっと前までは、喧嘩ばかりしてたからそれでモテないんだたと思う」

「それじゃあ潤、俺の告白にたいする返事は?」


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