知らない世界
第13章 まさかの告白
「もしよかったら、一緒に飯でも食っていかねぇかなと思って」
「いいんですか?」
「でも大野さん、今日事務所当番なんですよね?
それなら俺達なんかと飯食ってたら、事務所行くの遅くなっちゃいますよ」
「俺だって飯くらい食べる時間はあるよ。
何だ潤、何か都合でも悪いのか?」
「俺、聞いてないけど何か用があるのか?」
「別に・・・ないけど・・・」
「なら決まり。
旨い焼肉屋があるんだ。そこでいいかな?」
「はいっ、どこでもいいです」
「潤も大丈夫か?」
「あっ、はい・・・」
翔さんから電話がかかってくるんだけど・・・
だから帰りたいなんて言えない。
思わず無口になる俺。
「さぁ、好きな物どんどん食べていいぞ」
「うわぁ・・・いただきます!」
「いただきます」
電話が、翔さんの事が気になって、焼肉の味がまったくわからない。
でもせっかくだから、何とか頑張って食べた。
「ふぅ・・・食った食った」
「もういいのか?」
「もう食えません」
「潤は普段から少食なのか?
あまり食ってないみたいだけど」
「食べましたよ。
正直、ずっと滑りっぱなしでちょっと疲れたみたいです」
「いいんですか?」
「でも大野さん、今日事務所当番なんですよね?
それなら俺達なんかと飯食ってたら、事務所行くの遅くなっちゃいますよ」
「俺だって飯くらい食べる時間はあるよ。
何だ潤、何か都合でも悪いのか?」
「俺、聞いてないけど何か用があるのか?」
「別に・・・ないけど・・・」
「なら決まり。
旨い焼肉屋があるんだ。そこでいいかな?」
「はいっ、どこでもいいです」
「潤も大丈夫か?」
「あっ、はい・・・」
翔さんから電話がかかってくるんだけど・・・
だから帰りたいなんて言えない。
思わず無口になる俺。
「さぁ、好きな物どんどん食べていいぞ」
「うわぁ・・・いただきます!」
「いただきます」
電話が、翔さんの事が気になって、焼肉の味がまったくわからない。
でもせっかくだから、何とか頑張って食べた。
「ふぅ・・・食った食った」
「もういいのか?」
「もう食えません」
「潤は普段から少食なのか?
あまり食ってないみたいだけど」
「食べましたよ。
正直、ずっと滑りっぱなしでちょっと疲れたみたいです」