知らない世界
第14章 子供から大人へ
エレベーターを降り、まっすぐ行けば翔さんの部屋。
どんどん緊張してきた。
このドキドキは何なんだろう。
お土産を渡すこと?
かずのことを説明すること?
それとも・・・ただいまのキス?
「クソッ、俺何緊張してんだよ」
ドアの前で1度大きく深呼吸して、ベルを押した。
足音が聞こえると、勢いよくドアが開いた。
「まだ何か用があんのかっ・・・!?潤」
上半身裸で出てきた翔さん。
あまりの迫力にさすがの俺も、腰が抜けそうになった。
「しょう・・・さん・・・来ちゃまずかった?」
「すまん、びっくりさせて。さぁ、入って」
いつものようにソファに座った。
スウェットのズボンと上は裸。
やっぱりさらしは巻いている。
「そういう格好、珍しいね。
俺、始めてみるかも」
「そうか?
まぁお前と会うときは、まずスーツだからな。
何もしないで家にいるときは、こんな感じかな?」
「そうなんだ・・・
ところで、誰か来てたの?」
「えっ!!誰も・・・来てない。
なっ、何でそんな事聞くんだ?」
「だってさっき、“まだ何か用があんのか!”って怒鳴って出てきたからさ」
「あっ、あれはしつこい勧誘が来たから、また来たのかと思って」
「ふ~ん、そうなんだ」
どんどん緊張してきた。
このドキドキは何なんだろう。
お土産を渡すこと?
かずのことを説明すること?
それとも・・・ただいまのキス?
「クソッ、俺何緊張してんだよ」
ドアの前で1度大きく深呼吸して、ベルを押した。
足音が聞こえると、勢いよくドアが開いた。
「まだ何か用があんのかっ・・・!?潤」
上半身裸で出てきた翔さん。
あまりの迫力にさすがの俺も、腰が抜けそうになった。
「しょう・・・さん・・・来ちゃまずかった?」
「すまん、びっくりさせて。さぁ、入って」
いつものようにソファに座った。
スウェットのズボンと上は裸。
やっぱりさらしは巻いている。
「そういう格好、珍しいね。
俺、始めてみるかも」
「そうか?
まぁお前と会うときは、まずスーツだからな。
何もしないで家にいるときは、こんな感じかな?」
「そうなんだ・・・
ところで、誰か来てたの?」
「えっ!!誰も・・・来てない。
なっ、何でそんな事聞くんだ?」
「だってさっき、“まだ何か用があんのか!”って怒鳴って出てきたからさ」
「あっ、あれはしつこい勧誘が来たから、また来たのかと思って」
「ふ~ん、そうなんだ」