知らない世界
第14章 子供から大人へ
「俺もしかして来るの早すぎた?」
「そんな事ないよ。何でだ?」
「ベッドが珍しくクシャクシャになってるから、寝てとのかなって」
「ねっ、寝てない・・・少し横になってただけ。
とっ、ところで潤、俺へのお土産をくれないか?」
俺の隣に座る翔さん。
恥ずかしいけど、約束だし・・・
小さな子のようにハイハイしながら近付いた。
下を向いたまま手を膝の上に置いた。
翔さんの手は俺の背中に、俺はおでこを胸にくっつけた。
「お帰り、潤」
「ただいま」
「俺のお土産は?」
胸からおでこを離し、膝に置いた手を肩に置いた。
ゆっくり顔をあげ、唇を重ねた。
背中に置かれた手は俺をギュッと抱き締めた。
しばらく舌を絡め合いながらキスをし、ゆっくりと唇を離した。
「はぁ・・・」
思わず息を吐き、胸に顔をうずめた。
「お前、キス上手くなったな」
「そうかな・・・あっ、そうだ」
翔さんから離れて、カバンの中をゴソゴソ探り出した。
「どうした、潤」
いざとなると、渡そうかどうか迷ってしまう。
「あの・・・さ、翔さんに買ってきたものがあるんだけど・・・」
「俺はよかったのに、お前のキスだけで。
でも・・・何?」
「そんな事ないよ。何でだ?」
「ベッドが珍しくクシャクシャになってるから、寝てとのかなって」
「ねっ、寝てない・・・少し横になってただけ。
とっ、ところで潤、俺へのお土産をくれないか?」
俺の隣に座る翔さん。
恥ずかしいけど、約束だし・・・
小さな子のようにハイハイしながら近付いた。
下を向いたまま手を膝の上に置いた。
翔さんの手は俺の背中に、俺はおでこを胸にくっつけた。
「お帰り、潤」
「ただいま」
「俺のお土産は?」
胸からおでこを離し、膝に置いた手を肩に置いた。
ゆっくり顔をあげ、唇を重ねた。
背中に置かれた手は俺をギュッと抱き締めた。
しばらく舌を絡め合いながらキスをし、ゆっくりと唇を離した。
「はぁ・・・」
思わず息を吐き、胸に顔をうずめた。
「お前、キス上手くなったな」
「そうかな・・・あっ、そうだ」
翔さんから離れて、カバンの中をゴソゴソ探り出した。
「どうした、潤」
いざとなると、渡そうかどうか迷ってしまう。
「あの・・・さ、翔さんに買ってきたものがあるんだけど・・・」
「俺はよかったのに、お前のキスだけで。
でも・・・何?」