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知らない世界

第2章 まさかのクラスメイト

3人は後ろ向きに転んだ。


「いてぇなコノヤロ・・・あっ、お前」

「和也さん、大丈夫ですか?
てめぇ、何しやがる・・・てめぇ、この前の」

「お前達、早く行け!」


からまれていた2人は、走って逃げていった。


「二宮、お前どういうつもりだ」

「どういうつもりだって?
そうだな・・・
俺達と住む世界が違うやつにわかりやすく言うと、2代目になる準備・・・かな?」

「ふ~ん、こんなセコいことで2代目になれるんだ。
お前達の世界も、たいしたことないんだな」

「何だって?お前、気に食わねぇ・・・
初めて会ったときから、お前が気に食わねぇ。
カッコつけやがって、ヒーロー気取りかコノヤロ!」


この前のように胸ぐらを掴み、壁に押し付けられた。


「今日、俺の前に出てきたことを後悔させてやるよ」

「うっ・・・」


膝で思い切り、腹を蹴りあげられた。
何回も蹴りあげられ、堪えきれずに膝をついた。


「カッコよく登場して、もう終わりかよ。
立てよコノヤロ!」


無理矢理立たされ、顔を殴られた。
フラフラになり倒れ混むと、3人がかりで腹や背中、足もボコボコに蹴られた。


「ビビって手も足も出ないってか?
口だけか?お前は口だけなのか?」

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