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「でも最近手伝いないときとか、付き合い悪くねぇか？」

「俺だって、悪いけど他にも友達いるからさ」

「・・・それにしても、何か変わったんだよな。
何だろうなぁ・・・まぁいいや！
でも彼女できたら報告しろよ。
俺も紹介してもらいたいしさ」

「俺がお前に何か隠し事したことあるか？」

「さぁ・・・わからない。
もしあったとしても、俺忘れっぽいから」

「だよな・・・物覚え悪いよな、お前」

「自分で言うのはいいけど、言われると軽くカチンッ！ってくるな」

「ハハハッ、ごめんごめん」


雅紀、マジすまない。
付き合っている人がいることを隠してて・・・
それは彼女ではなく年上の男の人、しかもヤ⚪ザでお前も知ってる翔さん。
ヤる側ではなく、ヤられる側。
そんなことは、絶対に言えない。
大人になってから、そんなにも経っていないはずなのに、雅紀から見て俺の何がかわったんだろう。
この話はもうやめて、いつもの通りくだらない話をしながら帰った。


「ただいま・・・
でも急に明日なんて、何の話だろう？
ただ急に会いたくなったとか？
それなら嬉しいけど・・・
まさか別れようなんて、言われるのかな。
どうしよう・・・何か急にドキドキしてきたよ」