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知らない世界

第16章 素直な俺

そう言えば雅紀にも言われたな。


「男なのに色気って何だよ」

「そういうのは自分ではわからないよ。
俺にしかわからない、お前の色気・・・」


また唇を重ね、翔さんに勝手もらった服の中に、手が入ってきた。
俺の敏感な乳首を指で摘まむ。


「あんっ・・・」


体がのけぞり、唇を離した。


「この感じ方、この表情が色っぽいんだよな。
そそられるよ」


そう言ってまた唇を塞ぎ、両手で乳首をいじりだした。


「んっ・んっ・んっ・・・」


声が出せない俺は、体をねじりながら感じた。


「んっ・・・はぁ・・・
ねぇ、早く・・・ベッドに行こう」

「いやっ、ここで、このままで・・・」


せっかく買ってもらった服を、ソファの上で脱がせていった。
乳首をいじられただけで、俺は硬くなっていた。
両手で足を大きく開き、その姿をじっと見ている。


「いい眺めだ。
本当にいやらしい体つきになってきたよ」

「恥ずかしいから、ジロジロ見るなよ」


手で前を隠そうとすると、その手を払い除けられた。


「隠すんじゃねぇよ。
しばらく見られないんだから」


その言葉に俺は、手を頭の後ろに持っていき、足も自分で開き、誘うように腰を揺らした。

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