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「それは・・・だな・・・
多分、俺がかずと仲良くしてるからかな？」

「仲良くなら俺も、他のやつらもしてるだろ？
なぜにお前だけに・・・」

「だっ、だから俺とかずは出会いが特殊で、俺自身も組の人達には世話になったり・・・
何と言うか・・・」


どう言ったら怪しまれないか・・・


「あっ、お前まさか櫻井さんと・・・」

「なっ、何だよ・・・」


ヤバイ！・・・バレた？


「櫻井さんと・・・ヤ⚪ザなる約束でもしたんじゃないだろうな？」


・・・・・・？


「お前が喧嘩強いから、組に入れって言われてるんじゃないのか？」

「はぁ？お前何言ってんの？」

「２代目のかずの下で、かずを支えてくれとか何とか言われたんじゃねぇの？」

「あのなぁ雅紀・・・」

「だから櫻井さんは組の事情とかお前に話すんだよ。
駄目だよ潤、いくら仲が良くてもヤ⚪ザになったらおばさん悲しむよ」

「だ～か～ら～、ちげぇよ。
詳しくはわからないけど、今組の回りがざわついていて、俺達にも被害が及ばないように、学校以外での接触は控えるようにって。
とりあえずお前達より俺があいつに近い存在だから話してくれたんだよ。
翔・・・櫻井さん連絡先交換してるし」