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「今日お前が言っていた、俺のマンションに来た女の事。
その前に、あれだけ何かあると行けないからって言ったのに、何でマンションに来たんだ？」

「え～と、それは・・・」

「それは？」

「お袋が旅行に行っていて、手伝いもないし、遅くなっても注意されるわけでもないし・・・
だからその・・・」

「だから何だ？男らしくねぇ、はっきり言え！」

「だからずっと会えなくて寂しかったんだよ。
気持ちが抑えられなくなって、気が付いたらマンションの前まで行って、顔だけ見たら帰ろうかって思ったんだ。そうしたらあの女が・・・」

「で、お前は俺があいつを呼び出して、真っ昼間からヤってると思ったんだな」　

「だってあの時も、修学旅行のお土産を持ってきたときも、あの女とすれ違ったし・・・」

「まぁ、お前が勘違いするのも無理はないよな。
でもあいつとは本当に何もない。
初めてお前を抱いた日も、押しかけてきたから追い返した。その後にお前が来た」

「でも翔さん、裸だった・・・」

「お前も知っているように、部屋の中では裸なの。今さら何だよ」


ヤ○ザを相手に大暴れしていた俺は、今はどこにもいない。