知らない世界
第23章 解けた誤解
「俺の事、信じてくれるだろ?
今俺は、お前しか見えていないんだから」
「うん・・・ごめん」
「じゃあ次は俺の番だ。質問に答えろよ」
「えっ!?」
もういいじゃん。
俺の勘違い、思い過ごし、ごめんなさい、それでおしまい・・・
「これのことなんだけど・・・」
・・・では済まないよなぁ。
「この・・・鍵が・・・何?」
「どうして俺が持ってると思う?」
「さっ、さぁ何ででしょう・・・ねぇ」
「お前を探しに来たとき、ポストから出してきたんだ・・・」
「俺、ポストに入れていったかも・・・」
「大野がな」
「大野・・・さんが?」
「ポストに入っていることを、何であいつが知ってるんだ?」
「それは・・・
鍵を入れておくところって言ったらポストしかないと思ったんじゃねぇ」
「お袋さんがいないのに、ポストに入れる理由があるのか?」
「ほっ、ほらどこがで落とすといけないから、それで入れたのかな?」
「曖昧な答えだな。
怒っちゃいないから、正直に言えよ。
大野が白状したぞ」
「えっ!大野さん・・・が?」
白状した?
ヤバい、もう俺本当におしまいだ。
今俺は、お前しか見えていないんだから」
「うん・・・ごめん」
「じゃあ次は俺の番だ。質問に答えろよ」
「えっ!?」
もういいじゃん。
俺の勘違い、思い過ごし、ごめんなさい、それでおしまい・・・
「これのことなんだけど・・・」
・・・では済まないよなぁ。
「この・・・鍵が・・・何?」
「どうして俺が持ってると思う?」
「さっ、さぁ何ででしょう・・・ねぇ」
「お前を探しに来たとき、ポストから出してきたんだ・・・」
「俺、ポストに入れていったかも・・・」
「大野がな」
「大野・・・さんが?」
「ポストに入っていることを、何であいつが知ってるんだ?」
「それは・・・
鍵を入れておくところって言ったらポストしかないと思ったんじゃねぇ」
「お袋さんがいないのに、ポストに入れる理由があるのか?」
「ほっ、ほらどこがで落とすといけないから、それで入れたのかな?」
「曖昧な答えだな。
怒っちゃいないから、正直に言えよ。
大野が白状したぞ」
「えっ!大野さん・・・が?」
白状した?
ヤバい、もう俺本当におしまいだ。