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知らない世界

第24章 久しぶりの温もり

「う"っ・・・」

その声が気になって薄目を開けた。
翔さんの顔は気持ちいい顔と言うよりは、痛みをこらえている顔。


「翔さん、無理しないで」

「大丈夫だって。
気持ちいいのに今さら・・・止められない。
お前も中途半端で気持ち悪いだろ?」

「でも・・・」

「うるさい!いくぞ」

「うん・・・あっ・あっ・あっ・・・あんっ!」


絶対無理してるよ・・・と思っていても、激しく突き上げられて気持ちよくないわけがない。


「あぁん・いいっ・・・
いいっ・あんっ・もっと・・・」

「はっ・はっ・・・潤、もっと何だ?」

「もっと奥・・・もっと突いて!」

「ぐっ・・・はっ・はっ・・・
潤、気持ち・・・いいか?」

「いいっ・・・あぁん・もう・・・だめ・・・」

「いいぞイって」

「嫌だっ!翔さんも一緒に・・・」

「よしっ!もう少し我慢しろよ。
んっ・んっ・・・はっ・はっ・」

「翔さん・いいっ・・・あんっ・いいっ・・・」


肌が激しくぶつかり合う音が、部屋中に響き渡る。


「あっ・あっ・・・イクッ・クッ・・・あっ」

「あぁぁぁ・イクッ・・・あぁん!」


久しぶりに翔さんと、体の芯から心の底から感じた。



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