知らない世界
第24章 久しぶりの温もり
「とっ、ところで晩飯持ってきたけど、食うか?」
「そう言えば、何となく腹へったな。
でも翔さんが・・・」
「眠ってるから今のうちに・・・
多目に持ってきたから、食べられるなら後で櫻井さんにも食べてもらえば・・・あっ!」
「どうした?」
「ん・・・うっ!」
目を覚ました翔さんが、起き上がろうとしていた。
「翔さん大丈夫?駄目だよ寝てないと」
「悪かったなビックリさせて。
雅紀も驚かせて悪かったな」
「いえっ・・・大丈夫・・・です」
「ほら翔さん、横になって」
「喉が乾いたから・・・ビールぬるくなったな。
潤、新しいの持ってきて」
「駄目だってビールなんか。
傷口が開くくらい何をしたって、怪我が治るまで我慢しろって言ってたよ。だから駄目」
「・・・!ちげぇよ潤。
我慢しろって、ビールじゃないよ」
「ビールじゃなかったら何?」
「本当にお前は鈍いね。
先生に気づかれたの。バレちゃったってこと」
「気づかれた?バレちゃったって・・・!?」
ヤバい!雅紀に気がつかれたかな?
思わず後ろを振り返り、雅紀の顔を見た。
「お前さっき先生が言った意味・・・わかるか」
「そう言えば、何となく腹へったな。
でも翔さんが・・・」
「眠ってるから今のうちに・・・
多目に持ってきたから、食べられるなら後で櫻井さんにも食べてもらえば・・・あっ!」
「どうした?」
「ん・・・うっ!」
目を覚ました翔さんが、起き上がろうとしていた。
「翔さん大丈夫?駄目だよ寝てないと」
「悪かったなビックリさせて。
雅紀も驚かせて悪かったな」
「いえっ・・・大丈夫・・・です」
「ほら翔さん、横になって」
「喉が乾いたから・・・ビールぬるくなったな。
潤、新しいの持ってきて」
「駄目だってビールなんか。
傷口が開くくらい何をしたって、怪我が治るまで我慢しろって言ってたよ。だから駄目」
「・・・!ちげぇよ潤。
我慢しろって、ビールじゃないよ」
「ビールじゃなかったら何?」
「本当にお前は鈍いね。
先生に気づかれたの。バレちゃったってこと」
「気づかれた?バレちゃったって・・・!?」
ヤバい!雅紀に気がつかれたかな?
思わず後ろを振り返り、雅紀の顔を見た。
「お前さっき先生が言った意味・・・わかるか」