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知らない世界

第26章 お仕置き

ベッドに寝転がり携帯を触っていた。
翔さんが帰ってどれくらい経ったか、体が熱くなってきた。


「もう、全然眠れないよ。
・・・んっ?・・・あれっ?・・・何で?」


俺の下半身はおさまるどころか、熱く下着の中でパンパンに腫れ上がっていた。


「翔さんが中途半端に触ったりするから・・・
どうしよう、これじゃ眠れないよ」


自分でするのは正直好きじゃない。
だけど・・・


「はぁ・はぁ・はぁ・・・」


なれない手つきで、パジャマの上から自分で触り始めた。
その時LINEが届いた。


「はぁ、誰?・・・あっ、翔さん。
“もう寝たか?”って、翔さんのせいで眠れないよ」


文句を言いながら返信しようとすると、電話がなった。


『もしもし』


ちょっとふてくされて電話に出た。


『まだ起きてたのか?』

『わかってかけてきたんでしょ?』

『おっ、潤君ご機嫌が悪いですね』

『もう、翔さんのせいで眠たくても全然眠れないんだよ』

『ふ~ん・・・
それが今日のお前に対するお仕置きだよ』

『え~何だよそれ。こんなの嫌だよ』

『俺の事を心配させるお前が悪いんだよ』

『そっ、そんなのありかよ』

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