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知らない世界

第26章 お仕置き

『もしもし、やっぱりまだ寝てたな』

『あぁ翔さん、おはよう。
うぅん、今この電話で起きたよ』

『おいおい、色っぽい声出してんじゃねぇよ。
朝から変な気になるだろ。
そう言う声は、Hするときだけにしろ』

『ばぁか、朝っぱらから変なこと言ってんじゃねぇよ。
で、どうかしたの?』

『疲れて寝坊してないかと思ってな』


疲れて?


『つっ、疲れてない!だっ、大丈夫』

『大丈夫か?フルボッコにされた次の日だったから、学校行って疲れてないかと思ってな』

『そっち?』


そっちかよ・・・
昨日の夜の事かと思ったよ。


『そっちって何だよ』

『なっ、何でもねぇよ』

『・・・?まぁ、いいや。
今日帰りに病院行ってこいよ。先生には連絡いれておくから』

『わかった』

『もう大丈夫だと思うけど、一応周りに気をつけろよ』

『うん』

『じゃあな。遅刻するんじゃねぇぞ』

『わかってるよ』

『また週末会えるの楽しみにしてるよ。
潤・・・愛してる』


電話がきれた。
ゆっくりと起き上がった。


「シャワー浴びよう」


裸のまま、風呂場まで行った。


「イテテッ・・・」


傷口を避けてシャワーを浴びた。



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