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知らない世界

第26章 お仕置き

消毒をするため、制服のズボンだけ履いて、店におりた。


「お~い潤、起きてるか」


いつもより早い時間に雅紀がやって来た。


「おぉ雅紀、おはよう。
どうした、今日早いじゃねぇか」

「朝飯ないと思って、適当にコンビニで買って来たんたけど・・・って何で上裸?」

「あぁ、シャワー浴びたからな。
サンキュー、朝飯助かったよ」

「何か、痛々しいな・・・」

「翔さんのケガに比べたら、大したことないよ。あっ雅紀、悪いけどちょっとこことここ、消毒してくれねぇか?」

「うん、いいよ・・・あれっ?
この腕の傷、一昨日なかったよな?」

「あぁこれ?昨日かずの家にカチコミに来たやつが、撃った弾がちょっとかすめただけ」

「おいおい普通に言うなよ」

「イテテッ・・・おぉ、サンキュー」


消毒が終わり服を着させてくれた。


「悪いな雅紀・・・おい・・・雅紀?」

「あんまり心配・・・させるなよ」


後ろから雅紀に抱き締められた。


「あぁ・・・うん・・・悪かったな」


俺から離れた雅紀。


「潤、もう時間だよ。急げ」

「うん・・・わかった」


買って来てもらったサンドイッチを
急いで食べた。

もしかして雅紀も・・・

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