知らない世界
第28章 初めての合コン
「それは・・・」
消したばかりなのに、またタバコを1本出した翔さん。
じっと見つめついると、俺の携帯がなった。
『もしもし』
『潤か?大野だけど』
『はい、こんな時間にどうしました?』
『もしかして・・・兄貴と一緒か?』
『えぇまぁ・・・ついさっき会いました』
『やっぱりな・・・』
『どういう事ですか?』
『合コンが始まる頃から、ずっとソワソワしていて“若の様子見てくる”なんて出掛けたんどけど』
『俺もそんなに心配しなくても大丈夫だって言ったんですけど・・・』
『相変わらずお前は鈍いね。
若の事は口実、お前が心配で様子を見に行ったんだよ』
『えっ!?そう・・・なんですか?』
『そうだよ。
兄貴にあとの事はいいから、今日はこのまま帰ってくださいって言っておいてくれ』
『いいんですか?』
『あぁ。
心配させたぶん、兄貴が喜ぶように奉仕してやれよ』
『奉仕って・・・』
『じゃあ兄貴によろしくな』
『はい』
電話が切れた。
勝手に急に気まずくなった俺。
「誰からだ?」
「えっと・・・大野さんから」
「なっ、何だって?」
「あとの事はいいから、このまま帰ってくださいって」
「そっ、そっか・・・」
消したばかりなのに、またタバコを1本出した翔さん。
じっと見つめついると、俺の携帯がなった。
『もしもし』
『潤か?大野だけど』
『はい、こんな時間にどうしました?』
『もしかして・・・兄貴と一緒か?』
『えぇまぁ・・・ついさっき会いました』
『やっぱりな・・・』
『どういう事ですか?』
『合コンが始まる頃から、ずっとソワソワしていて“若の様子見てくる”なんて出掛けたんどけど』
『俺もそんなに心配しなくても大丈夫だって言ったんですけど・・・』
『相変わらずお前は鈍いね。
若の事は口実、お前が心配で様子を見に行ったんだよ』
『えっ!?そう・・・なんですか?』
『そうだよ。
兄貴にあとの事はいいから、今日はこのまま帰ってくださいって言っておいてくれ』
『いいんですか?』
『あぁ。
心配させたぶん、兄貴が喜ぶように奉仕してやれよ』
『奉仕って・・・』
『じゃあ兄貴によろしくな』
『はい』
電話が切れた。
勝手に急に気まずくなった俺。
「誰からだ?」
「えっと・・・大野さんから」
「なっ、何だって?」
「あとの事はいいから、このまま帰ってくださいって」
「そっ、そっか・・・」