知らない世界
第29章 見えない恐怖
大将との電話をきってからとれくらいしただろう。
30分くらいかな?
インターフォンが鳴った。
「誰?」
柄にもなくビビっている俺は、出ることが出来なかった。
何度かインターフォンが鳴ったあと、ドアをノックされた。
「ヤバい・・・誰?」
「潤、いないのか?おい、潤」
「あっ、大将」
待ってろって、こういうことだったんだ。
「すみません、大将」
ドアを開けた。
「ちょっとお邪魔するよ」
「はい・・・どうぞ」
大将は車の鍵をテーブルに置き、椅子に座った。
「昨日から様子がおかしいと思ったけど、いったい何があったんだ?」
俺は黙ったまま、散らかっているテーブルの上の物を片付けた。
「鍵穴があんなにも傷つけられるなんて・・・」
「わかりません・・・誰なのか。
心当たりかまったく・・・」
「外に出たくないのはわかるけど、1人にならない方がいい。
今日のところは学校を休んでも、店には来い」
「でも・・・」
「何だったら俺んところに泊まればいい」
「・・・はい、わかりました。
時間になったら、店に行きます」
「支度しろ・・・今から店行くぞ」
30分くらいかな?
インターフォンが鳴った。
「誰?」
柄にもなくビビっている俺は、出ることが出来なかった。
何度かインターフォンが鳴ったあと、ドアをノックされた。
「ヤバい・・・誰?」
「潤、いないのか?おい、潤」
「あっ、大将」
待ってろって、こういうことだったんだ。
「すみません、大将」
ドアを開けた。
「ちょっとお邪魔するよ」
「はい・・・どうぞ」
大将は車の鍵をテーブルに置き、椅子に座った。
「昨日から様子がおかしいと思ったけど、いったい何があったんだ?」
俺は黙ったまま、散らかっているテーブルの上の物を片付けた。
「鍵穴があんなにも傷つけられるなんて・・・」
「わかりません・・・誰なのか。
心当たりかまったく・・・」
「外に出たくないのはわかるけど、1人にならない方がいい。
今日のところは学校を休んでも、店には来い」
「でも・・・」
「何だったら俺んところに泊まればいい」
「・・・はい、わかりました。
時間になったら、店に行きます」
「支度しろ・・・今から店行くぞ」