知らない世界
第33章 逆恨み
何とか女を押し返し、潤を助けにいこうとすると、よろめく俺の足を女は掴んだ。
転んだ俺に、気持ち悪い笑顔で近づいてきた。
「ねぇ、私をあんたの女にしてくれるなら、あのガキ助けてあげてもいいわ」
「はぁ?テメェまだそんなバカな事言ってんのか」
「私は本当にあんたに惚れてんのよ。
だから・・・ねっ」
「ふざけんなっ!そんな気さらさらねぇよ。
でも潤には手を出させねぇ。
潤に何かあったら、ただではすませねぇ!」
「あんなガキのどこがいいのよ!
ほら、私の体のほうが柔らかくていいでしょ?」
俺の手を掴み自分の胸を触らせた。
「テメェには興味ねぇんだよ。退きやがれ!」
「あっそう・・・わかったは・・・」
そう言ってまたドスを俺にむけた。
ーガチャッ!ー
「兄貴!あっ、テメェコノヤロォ」
大野が部屋に入ってくると、女を蹴り飛ばした。
「大野、中に潤が・・・男が中に・・・」
「はいっ!
もうすぐ若いもんが来ますから」
大野が部屋に入っていった。
痛みをこらえ女を押さえつけ、さらしで手と口を縛った。
「はぁ・・・」
「あっ、潤あぶない!」
大野の叫ぶ声が聞こえた。
転んだ俺に、気持ち悪い笑顔で近づいてきた。
「ねぇ、私をあんたの女にしてくれるなら、あのガキ助けてあげてもいいわ」
「はぁ?テメェまだそんなバカな事言ってんのか」
「私は本当にあんたに惚れてんのよ。
だから・・・ねっ」
「ふざけんなっ!そんな気さらさらねぇよ。
でも潤には手を出させねぇ。
潤に何かあったら、ただではすませねぇ!」
「あんなガキのどこがいいのよ!
ほら、私の体のほうが柔らかくていいでしょ?」
俺の手を掴み自分の胸を触らせた。
「テメェには興味ねぇんだよ。退きやがれ!」
「あっそう・・・わかったは・・・」
そう言ってまたドスを俺にむけた。
ーガチャッ!ー
「兄貴!あっ、テメェコノヤロォ」
大野が部屋に入ってくると、女を蹴り飛ばした。
「大野、中に潤が・・・男が中に・・・」
「はいっ!
もうすぐ若いもんが来ますから」
大野が部屋に入っていった。
痛みをこらえ女を押さえつけ、さらしで手と口を縛った。
「はぁ・・・」
「あっ、潤あぶない!」
大野の叫ぶ声が聞こえた。