知らない世界
第36章 さみしくて
腕を先生に見せた。
「お前は腹の傷はたいしたことなかったけど、腕は結構深く刺されていたからな。
やっぱり神経も傷ついてたかもな・・・
手を動かしてみろ・・・指は?」
言われる通りに動かして見せた。
「念のためにリハビリ受けてみるか?
知り合いの病院紹介してやるから行ってこい。
後で紹介状書いてやるから。
あっ、そこは保険証持っていけよ。俺んところのようにはいかないからな」
「ありがとうございます」
「これからさらに身の回りを気を付けろよ。
ただの若頭の野郎じゃあないんだからな。
ある意味かたぎじゃなくなったんだからな」
「はい、それは覚悟の上です」
「あのアホぼんにボコボコにされたガキが、何が因果か若頭の野郎に、盃かわして繋がって・・・
繋がるのはずいぶん前から繋がってな(ニヤッ)」
「やっ、やめてください」
思わず下を向いた・・・顔を赤くして(たぶん)
「クソガキから大人の顔になりやがって。
何かあったらいつでも来い。
あいつら同様、面倒見てやるから。
まぁ、何もないことを願ってるけどな。
ほら、紹介状。気を付けてな」
「ありがとうございました」
紹介状をもらって、病院を後にした。
「お前は腹の傷はたいしたことなかったけど、腕は結構深く刺されていたからな。
やっぱり神経も傷ついてたかもな・・・
手を動かしてみろ・・・指は?」
言われる通りに動かして見せた。
「念のためにリハビリ受けてみるか?
知り合いの病院紹介してやるから行ってこい。
後で紹介状書いてやるから。
あっ、そこは保険証持っていけよ。俺んところのようにはいかないからな」
「ありがとうございます」
「これからさらに身の回りを気を付けろよ。
ただの若頭の野郎じゃあないんだからな。
ある意味かたぎじゃなくなったんだからな」
「はい、それは覚悟の上です」
「あのアホぼんにボコボコにされたガキが、何が因果か若頭の野郎に、盃かわして繋がって・・・
繋がるのはずいぶん前から繋がってな(ニヤッ)」
「やっ、やめてください」
思わず下を向いた・・・顔を赤くして(たぶん)
「クソガキから大人の顔になりやがって。
何かあったらいつでも来い。
あいつら同様、面倒見てやるから。
まぁ、何もないことを願ってるけどな。
ほら、紹介状。気を付けてな」
「ありがとうございました」
紹介状をもらって、病院を後にした。