テキストサイズ

知らない世界

第36章 さみしくて

「翔さんと一緒に暮らしだしてしばらく経つけど、えっとその・・・
一緒に暮らす前より何と言うか、全然シテくれないなぁて思って、何か寂しいなとか考えてたら、何かあんなことになっちゃって・・・
まっ、まさかあんなことになるなんて、自分でも正直びっくりしたっていうか、何と言うか・・・
何とかしに行こうと思ったら、翔さんが起きてきたって感じ・・・かな?」


新聞を読みながらコーヒーを読んでいる。
めちゃくちゃ恥ずかしい事頑張って話してるのに、聞いてんのかよ。
俺も膝を抱えてコーヒーを飲んだ。


「ふぅ~・・・あっ」


カップをテーブルに置くと、肩を抱き寄せられた。


「ごめん、寂しい思いさせたみたいだな。
一緒に暮らし始めたから、逆に体に負担をかけてもって思って俺も我慢してたんだ」


さらにギュッと俺を抱き締めた。


「そんな事気にしなくてもよかったのに」

「じゃあ気がないときはちゃんと言えよ」

「うん・・・あのさ・・・」

「何だ?」

「チュー・・・」

「はぁ?」

「チュー・・・して?」

「ったく・・・
そんな可愛い言いかたしたら、我慢できなくなるだろ」


唇を重ね、シャツの上から乳首を触りだした。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ