知らない世界
第37章 いやな客
閉店の時間になり、暖簾をおろす。
「潤、お疲れさん」
「ありがとうございました」
「あのお客、完全にお前に色目使ってたな。
何かポケットに入れられたんじゃなかったか?」
「あっそうだ。大将よく見てましたね」
「そうでなきゃお客をこなしていけないだろ?」
「勉強になります。
何が書いてあるんだ?・・・何!」
携帯番号とアドレスが書いてあった。
あとは得意な体位とか、フェラ上手いとか、生活を援助してやるとか・・・
「こんなこと書くか?」
「何が書いてあったんだ?」
「連絡先とか、ちょっと言えないイヤらしい事が書いてありました」
思わず破り捨てた。
「ハハハッ!
俺も見ているけど、とりあえず気を付けろ」
「はいっ・・・もう」
後片付けを始めた。
「それより今日初めてだって言ってた客だけど・・・」
「あぁ、あの目付きの悪い男の人ですか?
俺の顔を見て驚いてたんですよね」
「お前、知ってるヤツか?」
「俺は覚えがないんで聞いてみたら、自分達を惨めな思いをさせたヤツに似ていて驚いたって言ってました。
何か腕を刺されたこと、思い出しちゃいました」
「潤、身の回りには気を付けろよ・・・
あくまでも念の為だ」
「はい・・・」
「潤、お疲れさん」
「ありがとうございました」
「あのお客、完全にお前に色目使ってたな。
何かポケットに入れられたんじゃなかったか?」
「あっそうだ。大将よく見てましたね」
「そうでなきゃお客をこなしていけないだろ?」
「勉強になります。
何が書いてあるんだ?・・・何!」
携帯番号とアドレスが書いてあった。
あとは得意な体位とか、フェラ上手いとか、生活を援助してやるとか・・・
「こんなこと書くか?」
「何が書いてあったんだ?」
「連絡先とか、ちょっと言えないイヤらしい事が書いてありました」
思わず破り捨てた。
「ハハハッ!
俺も見ているけど、とりあえず気を付けろ」
「はいっ・・・もう」
後片付けを始めた。
「それより今日初めてだって言ってた客だけど・・・」
「あぁ、あの目付きの悪い男の人ですか?
俺の顔を見て驚いてたんですよね」
「お前、知ってるヤツか?」
「俺は覚えがないんで聞いてみたら、自分達を惨めな思いをさせたヤツに似ていて驚いたって言ってました。
何か腕を刺されたこと、思い出しちゃいました」
「潤、身の回りには気を付けろよ・・・
あくまでも念の為だ」
「はい・・・」