知らない世界
第37章 いやな客
「ごちそうさん」
「ありがとうございました。
またお越しくださいね」
「あぁ・・・
君の話をしたら、こいつらが来たがってね。
もう一人、来たいって言ってたけど忙して・・・
まぁ会えるのもそんな遠い日の事じゃないと思うけど・・・
じゃあ、そのときまでな」
「あっ、ありがとう・・・ございました」
何だよ・・・何かふくみのある言い方だな。
俺の中にあるヘタレ心が、少し顔をのぞかせる。
「潤、大丈夫か?
やっぱり知ってるやつらなのか?」
「わからないんです、どう考えても・・・
だから多分、お店を気に入ってくれただけなんだと思います。
と言うか、そうであって欲しいです」
閉店まであと30分くらいになると、まばらになるお客さんも、今日はまだしっかりと入っている。
「潤君、ビールね」
あのお客からビールの注文が入り持っていき、一杯だけお酌をした。
「ねぇ、連絡ずっと待ってたのに」
「ちょっと忙しくて・・・
それに俺、申し訳ないですけど、お断りしましたよね」
「1回だけデートしようよ。
それで僕の良さがわかると思うよ・・・ねっ!」
「潤、生2つ持っていってくれ」
「はい!ごめんなさい、失礼します」
グッドタイミング!
「ありがとうございました。
またお越しくださいね」
「あぁ・・・
君の話をしたら、こいつらが来たがってね。
もう一人、来たいって言ってたけど忙して・・・
まぁ会えるのもそんな遠い日の事じゃないと思うけど・・・
じゃあ、そのときまでな」
「あっ、ありがとう・・・ございました」
何だよ・・・何かふくみのある言い方だな。
俺の中にあるヘタレ心が、少し顔をのぞかせる。
「潤、大丈夫か?
やっぱり知ってるやつらなのか?」
「わからないんです、どう考えても・・・
だから多分、お店を気に入ってくれただけなんだと思います。
と言うか、そうであって欲しいです」
閉店まであと30分くらいになると、まばらになるお客さんも、今日はまだしっかりと入っている。
「潤君、ビールね」
あのお客からビールの注文が入り持っていき、一杯だけお酌をした。
「ねぇ、連絡ずっと待ってたのに」
「ちょっと忙しくて・・・
それに俺、申し訳ないですけど、お断りしましたよね」
「1回だけデートしようよ。
それで僕の良さがわかると思うよ・・・ねっ!」
「潤、生2つ持っていってくれ」
「はい!ごめんなさい、失礼します」
グッドタイミング!