
知らない世界
第38章 領域
こいつらが言う倉庫に着いた。
「おいっ、テメェの名前覚えたからな。
警察にたれ込むんじゃねぇぞ」
チャンスは今しかない。
俺は足の痛みを堪えて抵抗し、運転手さんの耳元に顔をちかづけた。
「二宮組に・・・連絡を・・・」
「えっ!?」
運転手さんは意味をわかってくれただろうか。
と言うか、とっさの事に俺の声が聞こえただろうか。
車からおろされ、引きずられるように倉庫の中へ連れていかれた。
「イテェなコノヤロー!
もうちょっと丁寧に扱えや」
「テメェが姑息な真似しなかったら痛い思いしなくてもすんだのによ。
お前が言う、自業自得ってやつだろ」
小汚ない椅子に座らされ、手を後ろで縛られた。
打たれた足から、血が流れ出てくる。
「クッソー、全然電話にでないじゃねぇか」
どこにかけてるんだ?
仲間か?それとも二宮組か?
俺を拉致って何になるんだよ。
「まぁいい、朝になったらかけ直すことにしよう。
しかし男を惚れさせるなんて、お前みたいなガキのどこがいいんだろうな」
「うるせぇ、そんなの勝手だろ!」
「女の方が柔らかい大きな乳が・・・
男はただゴツゴツしていて面白くねぇのに」
「なっ、何する気だ」
俺の目の前にドスをチラつかせる。
「男の、お前のどこがいいのか確かめてみようと思ってな」
「何?・・・あっ!」
手にしたドスで俺のシャツを切り裂いた。
「なっ、何するだ・・・?」
「たっ、確かに男のクセに綺麗な体をしてるな。
色気すら感じるよ。
あいつと何回ヤったら、こんな綺麗な体になるんだ?」
ドスを首筋からゆっくりなぞり下ろし、乳首に触れた。
「んっ・・・」
「・・・!!」
「おいっ、テメェの名前覚えたからな。
警察にたれ込むんじゃねぇぞ」
チャンスは今しかない。
俺は足の痛みを堪えて抵抗し、運転手さんの耳元に顔をちかづけた。
「二宮組に・・・連絡を・・・」
「えっ!?」
運転手さんは意味をわかってくれただろうか。
と言うか、とっさの事に俺の声が聞こえただろうか。
車からおろされ、引きずられるように倉庫の中へ連れていかれた。
「イテェなコノヤロー!
もうちょっと丁寧に扱えや」
「テメェが姑息な真似しなかったら痛い思いしなくてもすんだのによ。
お前が言う、自業自得ってやつだろ」
小汚ない椅子に座らされ、手を後ろで縛られた。
打たれた足から、血が流れ出てくる。
「クッソー、全然電話にでないじゃねぇか」
どこにかけてるんだ?
仲間か?それとも二宮組か?
俺を拉致って何になるんだよ。
「まぁいい、朝になったらかけ直すことにしよう。
しかし男を惚れさせるなんて、お前みたいなガキのどこがいいんだろうな」
「うるせぇ、そんなの勝手だろ!」
「女の方が柔らかい大きな乳が・・・
男はただゴツゴツしていて面白くねぇのに」
「なっ、何する気だ」
俺の目の前にドスをチラつかせる。
「男の、お前のどこがいいのか確かめてみようと思ってな」
「何?・・・あっ!」
手にしたドスで俺のシャツを切り裂いた。
「なっ、何するだ・・・?」
「たっ、確かに男のクセに綺麗な体をしてるな。
色気すら感じるよ。
あいつと何回ヤったら、こんな綺麗な体になるんだ?」
ドスを首筋からゆっくりなぞり下ろし、乳首に触れた。
「んっ・・・」
「・・・!!」
