
知らない世界
第41章 襲名披露
「しかしお前よく気がついたな」
「お見送りに出るときから、何か胸騒ぎというかしてて。
そしたら何か雰囲気の違う車が近付いてきて、気になって見てたら窓からチャカが見えたから、無意識に体が動いたって言うか・・・」
「最後にお見送りした組長覚えてるか?
あの人がお前の事、かなり気に入ったみたいだった。
ヤ○ザでもないのに、ここまで出来るなんて、自分の組に欲しいってさ」
「そんな特別な事したつもりはないんだけどな。
ただ俺は翔さんを守りたかっただけなのにね」
「それにお前、捕まえた連中に凄いたんかきったらしいな」
「俺が?何て言ったの?」
「また覚えてないのかよ。
またやったら今度は俺がぶっ殺す・・・てな」
「俺が?・・・そんなことを・・・言ったの?」
「あいつらかたぎのお前に相当ビビってたよ。
もう2度とこんな事しねぇだろうな」
「ならいいんだけど・・・」
「何だ、そんなにも心配か?」
「だって翔さん、もう若頭じゃなくて組長だよ。
よく思わない人だっているはずだもん。
今回の事、名張の事は俺に責任あるし・・・」
「責任なんてないよ。
いずれは名張を潰さなければいけなかったんだ。
そのきっかけを作ってくれたんだ、感謝してるくらいだよ」
翔さんと話していると、先生が入ってきた。
「坊主、目が覚めたか。もう大丈夫だな。
若・・・2代目、帰って休んだ方がいい。
寝てないんだろ?」
「何翔さん、2代目になったばかりでこんなとこ来てちゃだめじゃん」
「散々話してて、今頃か?」
「これだけの事言えたらもう大丈夫だ。
また何かあったら呼べ」
「はい、ありがとうございました」
先生は部屋を出た。
「じゃあ帰るな。
廊下に若いの2人いるから、何かあったら呼べ」
「うん・・・あのさ翔さん」
「んっ?どうした?」
「お見送りに出るときから、何か胸騒ぎというかしてて。
そしたら何か雰囲気の違う車が近付いてきて、気になって見てたら窓からチャカが見えたから、無意識に体が動いたって言うか・・・」
「最後にお見送りした組長覚えてるか?
あの人がお前の事、かなり気に入ったみたいだった。
ヤ○ザでもないのに、ここまで出来るなんて、自分の組に欲しいってさ」
「そんな特別な事したつもりはないんだけどな。
ただ俺は翔さんを守りたかっただけなのにね」
「それにお前、捕まえた連中に凄いたんかきったらしいな」
「俺が?何て言ったの?」
「また覚えてないのかよ。
またやったら今度は俺がぶっ殺す・・・てな」
「俺が?・・・そんなことを・・・言ったの?」
「あいつらかたぎのお前に相当ビビってたよ。
もう2度とこんな事しねぇだろうな」
「ならいいんだけど・・・」
「何だ、そんなにも心配か?」
「だって翔さん、もう若頭じゃなくて組長だよ。
よく思わない人だっているはずだもん。
今回の事、名張の事は俺に責任あるし・・・」
「責任なんてないよ。
いずれは名張を潰さなければいけなかったんだ。
そのきっかけを作ってくれたんだ、感謝してるくらいだよ」
翔さんと話していると、先生が入ってきた。
「坊主、目が覚めたか。もう大丈夫だな。
若・・・2代目、帰って休んだ方がいい。
寝てないんだろ?」
「何翔さん、2代目になったばかりでこんなとこ来てちゃだめじゃん」
「散々話してて、今頃か?」
「これだけの事言えたらもう大丈夫だ。
また何かあったら呼べ」
「はい、ありがとうございました」
先生は部屋を出た。
「じゃあ帰るな。
廊下に若いの2人いるから、何かあったら呼べ」
「うん・・・あのさ翔さん」
「んっ?どうした?」
