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「でもね、俺達ユリさんといると凄く幸せな気持ちになるんだ。きっとこれが母親から貰える愛なんだ、って」

母親…

「…けどユリさん、俺達にさっきみたいなことされるのもう嫌でしょ？だからもうやめるよ。本当にごめんね」

「…ユリ、ごめん」

2人とも凄く悲しそうな目をしていた。私に触れている身体が少し震えている。

私、何も知らないで泣いて被害者面して…

「…こちらこそごめんなさい。私、何も知らなかった。」

2人の頭を撫でる。

すると途端に目を爛々と輝かせて2人が私にぎゅうっとくっつく。

「ユリさん！大好き！」

「ユリ大好き」

「ふふ、私も大好きよ」

こんな可愛い弟達ができるなんて本当に嬉しいもの。